通常のフリマには出店するけど、常設フリマには今一歩手が出せない・・・。という人も多いのでは?今回はそんな皆さんを代表して、編集スタッフが常設フリマにチャレンジ。出店の申込み方法から売上が自分の手元に入るまでの一連の流れを詳しくご紹介。
その名の通り毎日出店できるフリマ。通常のフリマのようにお店番をする必要が無く、商品の搬入・補充は営業時間内であれば自由にできて、自分の都合に合せられるのが最大のメリット。商品を持ち込み、値付け・陳列・レイアウトをするだけで、集中レジにて販売を代行してもらえる。室内なので天候に左右されないのも魅力の一つ。フロア内は区画の大きさごとにテープなどで区切られており、そのスペース内で自由にディスプレイが可能。フリマの進化型として脚光を浴びた常設フリマも、今では定着し、その店舗数や種類もバラエティに富んでいる。
下見をして、出店するお店を決めたら、出店のお申込みと出店料金の振り込み。
値札付け、ハンガーラックやディスプレする棚を用意
今回は、HOP100彩新松戸店にフリマガイドスタッフが実際に出店しました。このお店は1階がスーパー、2階が100円ショップという庶民的なお店。 販売するのは家庭の不用品と、仕入れた下着や雑貨などです。
出店ルールについてスタッフの方が詳しく説明してくれます。出店場所や出店開始日もこの日に決定します。
期日までに指定の口座へ出店料金を振り込みます。 HOP100彩新松戸店の場合は、一坪26,250円、半坪15,750円(1ヶ月)プラス売上の10%が手数料です。 ※出店料金は店舗によって異なります。
常設フリマの出品物は、仕入れた物や上等な物が多いのでは!?と思われがちだが、家庭の不用品を出品している店も結構多い。 フリマの出品と同様、品物を集め、キレイにすることが肝心。
通常のフリマと大きく異なるのが値札付け。常設フリマの場合は商品の全てに値札を付けなくてはならない。値札にはお店から与えられた委託者番号と値段を書く。委託者番号は通常のフリマでいう出店番号のようなもの。この番号ごとに売上が管理され、出店者に支払われる。複数で出店する場合はその人数分の委託者番号を振り分けてくれるので精算も便利だ。
値札はシールやタグ等どんなタイプの物でも可。販売する洋服をかけるのに使用するハンガーにも委託者番号を書いておかないとレジから戻ってこないので注意。
重要なのは値札が取れないようにしっかりと付けること(値札が取れて値段と持ち主が不明となった品物はレジ横の不明箱に3ヶ月間保管される)。値段を決める際は、販売した値段から手数料が10%引かれることをも忘れずに。
ハンガーラックや陳列棚等の什器は自分で用意する。陳列の高さは防犯のため145cmまで。万引き防止のため商品を床に直接置いてはいけないことになっている。また、搬入時や商品補充の際に持参した方が良いのがガムテープ、マジックなどの筆記用具や値札。POPを書いたり、値札の紛失や値下げする際に必要なので、必ず毎回持って行こう。
★POPは温かみが感じられるように手書きで作成。値札はお手軽なシールを使用し、商品の大きさによってシールの大きさも変えて値段が見やすいように工夫した。衣類やかばんはシールが取れ易いので上からセロテープで補強。新品の食器類には、ホコリがかぶるのを防ぐためにラップをかけた。(チャレンジスタッフ/M)
★私の場合、パソコンで値札を作り、シールと普通紙との二種類でプリントアウト。シールの方は値札に使用し、普通紙の方で商品の売れ行きを管理することにした。POPもパソコンで作り、カラフルな色画用紙でプリントアウトした。パソコンを利用すると本格的な店作りが簡単にできる。(チャレンジスタッフ/S)