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フリマ・オークション・フリマアプリ販売リポートvol.4 適材適所考察編

2016年11月22日(火)

フリマ、オークション、フリマアプリ
どこで売る? 何を売る?

処分したいものがたまったので、この機会に遅ればせながらフリマアプリを初体験したり、久しぶりにオークションに出品したり、フリマガイドアクセスランキングの常に上位にランクインしている大井競馬場に出店したりしてみました。
9月より5回にわけて、今回の不用品処分をリポートしております。


不用品処分の適材適所考察編


ここまで3回、リアルフリマ、フリマアプリ、オークションでの不用品処分をリポートしてきました。 第4回目の今回は、リアルフリマ、オークション、フリマアプリ、リサイクルショップなど、どこで何を売るのが良いのか、その適材適所の不用品処分について考えてみたいと思います。

リアルフリマよりフリマアプリが向いているアイテム


当然弊社のWEBサイトの特性からいって、リアルフリマが一番!と言いたいところですが、やはりそうとも言えないものがあります。
例えばブランドの衣類やバッグで状態の良いものはできるだけ高く売りたいと思うのが人の常ですが、その場合はやはりリアルフリマよりもオークションやフリマアプリがお勧めと言われる方が多いです。
その主な理由は以下のとおり
●フリマアプリやオークションの方がより多くの人に見てもらえる。
●ブランドの価値を知っている人が見てくれる可能性が高い。
●有名ブランドであれば、WEBサイトでそのカタログや新品の状態の説明を検索することができる=価値をわかってもらいやすい。

などが考えられますが、それでは逆にリアルフリマで売るのがフリマアプリやオークションより適しているアイテムはなんでしょうか?

●多量にあるもの
●できるだけ早く処分したいもの
●訳アリ品
●経年変化やキズの説明をするのが面倒なもの
●梱包が大変な大きなもの(売れればですが・・・)

大きなものはやはりリサイクルショップか


梱包が大変な大きなものですが、リサイクルショップに問合せて値段がつくか否かを先に確認されるのもお勧めです。

冷蔵庫や洗濯機などはもちろんリサイクルショップが最も効率的と言えそうですが、筆者が今回オークションに出品した照明や、高圧蒸気滅菌器、大井競馬場で販売した人体模型などもリサイクルショップにお問合せしても良かったかな…と思います。
と、申しますのも、やはり大きなアイテムは発送の際の梱包が非常に大変だからです。今回筆者は、照明3つと高圧蒸気滅菌器を同じ日に梱包し発送しましたが、なんと梱包に丸1日を費やしました。
高圧蒸気滅菌器はヤマトさんから購入したボックスにふんだんに緩衝材を入れ、高圧蒸気滅菌器自体をプチプチで巻いただけでしたからまだ良かったのですが、それでもかかった時間は約2時間。
照明にいたっては、スタンド分のジャストサイズの箱がなく、ダンボール箱を切ったり、はったり、つなげたりと、箱からの作成でしたから全部で3時間ほどかかり、箱や梱包材を買いに行ったりした時間を含めると約7時間。もしお小遣い稼ぎが目的なら絶対にアルバイトをした方が正解です!と言いたくなるような大変な作業でした。
得手不得手もあると思うのですが、筆者の場合、相当な不得手でもあるとは思うのですが、大変な作業でした。
人体模型を大井競馬場で購入して下さった方も結局業者の方でしたから、それを考えると値段がつくようでしたら大きなアイテムはやはりリサイクルショップが得策かもしれません。

フリマアプリの手数料はバカにならない


さて、話をリアルフリマで売った方が良いと思われるものに戻します。
例えば洋服ですが、一度メルカリに出品してからというもの、あまりにも簡単に出品ができたものですから、結構状態が良い洋服などはフリマアプリで売ろうかな? と考えるようにもなりました。
が、ここで問題です!
フリマアプリやオークションの出品手数料はバカにならないな~ と感じたのも事実です。現在のところメルカリフリマは売れた価格の10%、オークションの場合は8.64%の手数料が出品した商品が売れた場合にかかります。これはいくらのものを何品ぐらい売るのかにもよるのですが、1200円~3000円ぐらいのアイテムを売る場合は10点ぐらい売るとフリマの1回分の出店料金に近づいてきます。
フリマの場合は、何点売っても同じ出店料金ですから、売りたいものが沢山ある場合はやはり最初にリアルフリマに出店するのが良いのではないか? というのが筆者の意見です。

しかしながら、皆様もCMなどでご存知のとおり、最近は手数料無料のフリマアプリも登場しています。フリマアプリはまだまだ歴史が浅いですし、変化しながら成長していくマーケットだと思いますので、上手に使っていきたいところです。

フリマアプリ色々


筆者の場合は、フリマアプリ初心者ということでユーザー数が圧倒的に多いと思われるメルカリフリマを利用しましたが、他にもうひとつとても気になっているフリマアプリがあります。
そう、それはZOZOフリマです。ファッションに特化したアプリですが、ZOZOTOWNとの連携もあり、出品の際にZOZOTOWNのデータを使用することが可能ですので自分で写真を撮影する必要がありません(アマゾンマーケットプレイスと同じですね)。筆者とその周囲の面々の中にはZOZOTOWNで買物する人が多くおりまして、特にファッション関係の仕事をしている知人などはこのアプリを使用している人が結構います(と申しましても周囲の3~4人の話ですが)。筆者はまだ利用したことがありませんが、ZOZOTOWNでの購入履歴からの出品も可能とのことで、これはなかなか便利に使えそうだと思います。
また、ファッションに特化しているアプリのせいか、画面全体がオシャレに見え(出品されているアイテムのせいだと思いますが)購買意欲が湧いてしまいます。

リアルフリマVSフリマアプリ


もう少しだけリアルフリマとフリマアプリを比較してみます。
ナイキのシューズがリアルフリマでは一足1800円で意外と簡単に売れたのですが、フリマアプリでは送料込3000円の値付けで苦戦しました。もちろんアプリでも1800円をつけていたら売れたかもしれないのですが、送料や手数料を加味すると多少強気の値付けが必要です。苦戦した理由として考えられるのは、フリマアプリは比較対象が多数あることだと思います。リアルフリマももちろん比較対象は多数あるのですが、そのフリマ会場にナイキのシューズが10足売られているかというとその可能性は少ないのですが、フリマアプリでは全然あり得ることです。また、靴の場合は写真ではなかなか状態が伝わりにくく購入する側のリスクが高いとも言えそうですが、いかがでしょうか?
逆にpeter pilottoのシャツはリアルフリマでは1000円で見向きもされませんでしたが、フリマアプリでは1100円で5分で売れました。これはpeter pilottoを知っている方なら安いと感じるはずですし、知らない方であればセカンドハンズのTシャツに1000円以上の値段がついているなんて! ということになるでしょう。
さて・・・こうなってきますと適材適所の法則はどうなるのでしょうか…

ツウの方のアドバイス


フリマアプリ歴が浅い筆者では少し役不足に感じましたので、長年リアルフリマとオークションを上手に使い分け、フリマアプリも早くから取り入れて様々なアイテムを販売されているツウの方にアドバイスを頂きました。

「そもそもそんなに確立した適材適所の法則があるわけではない」と前置きをされながらも、比較的高額で売れそうな家電類、パソコン周辺機器はオークション、ブランドのバッグはオークションかフリマアプリ、ブランドの洋服はフリマアプリ、ノーブランドはリアルフリマ、スマホ周辺機器はフリマアプリ、食器類はどこでも売れ難いがキャラクター付きはかろうじて売れる場合もある。タオルや石鹸などのギフト関連は発送などの面倒も考えるとリアルフリマ、生活雑貨の売れ行きはリアルもアプリも違いはあまりない。
状態に不安が少しでもある場合や説明が面倒な商品は直接手に触れて購入してもらえるリアルフリマがベスト。
また、ブランドの洋服はフリマアプリの方が売れやすいが、ある程度量がある場合は、リアルフリマでも全然売れないわけではないのでトライするもの可。会場をきちんと選べば売れるそうです。こちらのツウの方によりますと、東京では品川インターシティーや代々木公園、味の素スタジアムなどでは客層に合致した洋服を持っていくと意外と売れるとのことでした。

皆さんはどのように思われますか?
筆者も今後も継続してリアルフリマ、フリマアプリ、オークション、リサイクルショップにて不用品を処分を続け、考察を皆様に発表してまいりたいと思います。

次回は最終回、総括!をお届けします。

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